3代目店長の薫平です 今回は夏の時期に特に気になる頭皮の臭いの原因と対策の紹介です!!p>
今日ついに梅雨があけました、6月に梅雨があけるのは滅多にないようですが、外は30℃超えの猛暑が続いています。
外に出ないわけにはいきませんので汗をかくのは避けられませんね。
そこで気になる『頭皮の臭い』なんですが、大きく分けて3つに分類されます。
汗と皮脂が常在菌と混じることで発生する汗臭は酸っぱいような臭いが特徴です。
10代~20代の方に多いようです。
スポーツなどで大量の汗をかいている時は無臭なことが多いですが、時間が経って菌と混ざりだしたり、皮脂が酸化すると臭いが出てきます。
極力汗を放置せずに拭くようにするのがいいですが、この時期は止めどなく汗は吹き出します。
なので常在菌の方をケアしてあげるのが現実的でしょう。
シャンプーの時にすすぎをしっかりおこない、洗った後はすぐに乾かす。
寝汗を多くかいた日は朝にぬるま湯ですすぐのがいいです。
朝にシャンプーをすると常在菌のバランスが崩れるので、洗いすぎは反って臭いの原因になることがあります。
ミドル脂臭は30代~50代に発生する古い油のような臭いで、加齢臭と勘違いされている方が多いです。
原因は汗の中の乳酸が常在菌(ブドウ球菌)によって分解される時に発生する『ジアセチル』で、コレと皮脂が混ざることで『ミドル脂臭』になります。
特に後頭部から発生しますので、枕やシャツの襟の臭いが『ミドル脂臭』です。
年齢を重ねるごとに皮脂がねっとりと粘度を持つようになってきます。
なのでシャンプーに工夫が必要になってきます。
この時期は2度洗いでしっかりと頭皮の皮脂を流してあげる事が大切です。
首の後ろ・後頭部・耳の裏は重点的に洗いましょう。
前回おすすめしたシャンプーも効果抜群です!
皮脂に含まれる『パルミトレイン酸』が酸素によって酸化して発生する『ノネナール』が加齢臭の原因で、枯草のような(畳のような)臭いです。
加齢にともなってパルミトレイン酸は増加し、50代~以降で加齢臭を感じる人が増えていきます。
加齢臭は主に胸や背中から発生しますが、髪にも移るようです。
洗い方を工夫することで比較的抑える事が出来ます。
まずはお湯だけで予洗いします。お湯を当てるだけじゃなく指でしっかりこすります。
次に手でシャンプーを泡立ててから本洗いしていきます。
全体を指の腹で細かく擦り、そのあと頭皮をモミモミ揉んでマッサージをするように毛根の汚れを落としましょう。
しつこいようですが”しっかりすすぐ”のがポイントです。
このシャンプー方法はどの臭い対策にもなりますので、皆さん参考にして下さい。
当店ではその人に合わせたシャンプーを用意してますので、興味のある方は是非お声かけください。