3代目店長の薫平です 今回は前回に続いてお客様からの質問が多い薄毛・抜け毛・育毛についてのお話です!!
男性は特に気になるワードだと思います、最近では女性の中にも薄毛・抜け毛で悩んでいる方はいます。普段の何気ない生活の中に原因が隠れているかもしれませんので参考にして下さい。
まずは、薄毛・抜け毛に繋がるかもしれない要因をのせていきます。
○男性ホルモンの変化
○物理的ダメージ
○精神的ダメージ
この中のどれが直接の原因になるかは一概にいえませんが、複数の要因が影響していることもあるのでチェックしてみてください。
↓↓それぞれを詳しく説明していきます。↓↓
男性が悩む脱毛症のほとんどの原因は 男性ホルモンの変化が原因の 男性型脱毛症(AGA)です!
AGA(Androgenetic Alopeciaの略)は男性ホルモンの影響を受ける額~前頭部・天頂部~つむじ・またはその両方からくる脱毛症で、毛が細くなり薄くなったと感じます。
突然髪が生えなくなるわけではなく、成長する期間が短くなり、細いまま終止期となり抜けてしまいます。
男性ホルモンが多いと薄毛になりやすいと誤解されていますが、実は男性ホルモンが変化することでAGAになってしまう のです。
男性ホルモン(テストステロン)に 5αリダクターゼという酵素が影響して ジヒドロテストステロンという物質になると髪の成長期を短くし髪を細くさせてしまいます。
男性ホルモンが多いと薄毛になりやすいは誤解なんです。
男性ホルモンが変化する要因を説明します。
男性ホルモンは本来、 骨や筋肉の生成・精子の生成・性欲上昇など男性の体には必要なもので、 5αリダクターゼもそれを補う重要な役目があります。
5αリダクターゼの分泌量は 遺伝によって決まると考えられていて、 5αリダクターゼの活性をもつ遺伝子は優性遺伝子のため 両親のどちらかがもっていると受け継がれると考えられています。
男性は特に母方の遺伝子を強く受け継ぐ傾向があるとも言われています。
また、遺伝とは異なりますが、 生活リズム・生活習慣も家族で似るものですので、思い当たる要因がある時は注意が必要です。
現代人には切っても切れないストレスですが、強いストレスが続いてしまうと体の中で異常が起こり始めます。
その一つにストレスを緩和するために体から コルチゾールというホルモンが分泌されます。この時に 活性酸素も増殖するといわれています。この活性酸素を分解するのに 亜鉛が消費されるのですが、亜鉛には 5αリダクターゼを抑える働きがあるので、結果的に男性ホルモンの変化につながってしまうのです。
また、ストレスは 円形脱毛症の原因にもなってしまうので要注意です。
食事は自身の体を作る重要な事柄です。なので食生活の乱れも薄毛・抜け毛につながります。
特に注意が必要なのは脂っぽいものを多く食べる傾向にある人・刺激物を多く食べる人です。
頭皮の皮脂が増えたり、炎症がおきることで 脂漏性脱毛症になる可能性もでてきます。
またそういった食事を続けることで 5αリダクターゼが多く分泌されるとも言われています。
皮膚や体内環境を整える ビタミン類や髪の原料である タンパク質をバランスよく取り入れるようにしましょう。
5αリダクターゼを抑えるものとして 亜鉛・イソフラボン・ノコギリヤシに効果があるといわれています
百害あって一利なしといわれていますが髪にも大きな影響があります。
まず喫煙すると ジヒドロテストステロン(AGAの原因)が増殖するという研究データが出ています。
さらに ニコチンによって体中の血管が収縮するので 血流が悪くなってしまいます。
一酸化炭素には酸素をおくる ヘモグロビンと強く結びつく性質が有るので、 血中酸素濃度が低下します。
これらの作用によって 頭皮・毛根に酸素と栄養が届きにくい状況になってしまうのです。もちろんそれらが届かなければ髪は成長できません。
紫外線を浴びると体内で ビタミンD(カルシウムの吸収を促す)やストレス緩和・自律神経を整える・男性ホルモンの増加などいいことがたくさんあります。
ですが ジヒドロテストステロンが男性ホルモンの変化によるものだと考えると過度な紫外線は避けるべきだと考えられます。
また、過度な紫外線は 物理的な頭皮のダメージにつながってしまうので、そちらの方が要注意だと思います。
お酒を飲むと体内のアルコールを分解するために アセトアルデヒドとよばれる有害物質が発生します。アセトアルデヒドには 睡眠を妨げる作用が有り、熟睡できなくなります。
酔うと眠くなりますが脳は覚醒状態で、実は 睡眠不足になっているのです。
睡眠不足はホルモンバランスを乱れさせ、 皮脂の過剰分泌や自律神経を狂わせるので薄毛・抜け毛に繋がります。
また、アセトアルデヒドには ジヒドロテストステロン(AGAの原因)を増加させる作用があるとも言われています。
少量のお酒はいいですが、くれぐれも飲み過ぎには要注意です。
長くなってしまったので、続きは次回→(血流悪化)に(^^)