3代目店長の薫平です 今回は前回に続いてお客様からの質問が多い薄毛・抜け毛・育毛についてのお話です!!
前回は男性ホルモンの変化に関する要因を解説いたしました。今回はその続き 血流の悪化を書いていこうと思います。普段の何気ない生活の中に原因が隠れているかもしれませんので参考にして下さい。
前回のおさらいとして薄毛・抜け毛に繋がるかもしれない要因をのせていきます。
○血流が悪くなる
○物理的ダメージ
○精神的ダメージ
この中のどれが直接の原因になるかは一概にいえませんが、複数の要因が影響していることもあるのでチェックしてみてください。
↓↓それぞれを詳しく説明していきます。↓↓
血液は身体の隅々まで 栄養を運び、老廃物を回収する役割があります。
血流が悪くなるとそれぞれの細胞に血液が行き渡りにくくなり、 細胞が栄養不足になってしまいます。
頭皮も畑と一緒で、水と栄養が十分足りなければ枯れてしまいます。頭皮の場合だと毛根が栄養不足になり、 髪が痩せて細く抜けやすくなってしまいます。
頭皮は身体で一番高い位置にあり、普段から自分で動かす機会も少ないので硬くコリやすく、身体の血流が悪くなるとなかなか頭皮に栄養が届きにくくなります。
また血流悪化は身体のいたるところに影響を与えるので、改善することが健康にも好いと思われます。
血流が悪くなると体温も低下します、 冷えは万病のもととも言われますので注意が必要だと思います。
抜け毛・薄毛につながる血流が悪化する要因を説明します。
身体は本来、自律神経のバランスがうまく働くことで正常な状態でいられます。
自律神経は、 活発な状態の交感神経・ 落ち着いた状態の副交感神経の2つを指します。
仕事や運動など活発な時は交感神経が作用し、 血管は収縮し血流が悪くなります。
仕事のプレッシャーや焦り・不安などを感じている時、強い疲れを感じている時など ストレスにさらされている時は交感神経が働くようになります。
また、ストレスを感じると防御反応として体に自然と 余計なチカラが入ってしまいます。余計なチカラが入っていると筋肉が収縮し、血液の流れが悪くなります。
自分自身の体験ですが、男女ともに薄毛や細い毛の方は共通して 睡眠不足である傾向があります。また睡眠時間は取っていても昼夜逆転していることが多いです。
睡眠中に 成長ホルモンが分泌される時間は 22時~2時の間だと言われています。成長ホルモンは髪の成長にも影響しますので、現代人には厳しいかもしれませんが 22時~2時の間には寝るようにしたいですね。
また睡眠不足になるとその分いろんな栄養素を余分に消費してしまいます(ビタミン・カルシウムなど)。
さらに起きている間は 交感神経が優位に働きやすいので血流悪化につながります。
睡眠不足を続けていると自律神経のバランスが慢性的に崩れてしまい、常に交感神経優位になってしまい 負のスパイラルに落ちてしまいます。
睡眠は心と体を休めるチャンスですから、 ストレス発散もかねてしっかりと寝るようにしましょう。
身体は心臓がポンプになって隅々まで血液を送り込みますが、筋肉にもその役目があります。 筋肉が大きく柔軟な場合は新陳代謝も活発で、血の流れもよくなります。
ですが、長時間同じ姿勢を続けるようなお仕事をされている方は 筋肉が凝り固まっていて血流が悪くなっていることが多いです。
また長時間座ったままの方も、大きな血管が通っている おしり・ふとももを圧迫して血流を悪化させていることがあるので注意が必要です。
普段から 簡単な体操や軽いストレッチなどで身体に血が流れるのを意識することが大切です。
運動には ストレスを発散させる効果もあります。
筋肉はお互いに影響しているので
眼精疲労→首のコリ→肩のコリ のようにつながっていきます。
特にこのエリアは 頭皮のコリにつながりやすく、頭皮の血流悪化に影響します。
頭皮がカチカチになっていると 毛根に栄養が届きにくくなってしまいます。
また頭皮は普段自分の力で動かすチャンスが少ないので、多くの方が固くなっていることが多いです。
肩・首・眼・頭皮をほぐして リラックスすることで副交感神経が作用して血液をしっかり送るようにすることが大切です。
百害あって一利なしといわれていますが髪にも大きな影響があります。
まず喫煙すると ニコチンによって体中の血管が収縮するので 血流が悪くなってしまいます。
一酸化炭素には酸素をおくる ヘモグロビンと強く結びつく性質が有るので、 血中酸素濃度が低下します。
これらの作用によって 頭皮・毛根に酸素と栄養が届きにくい状況になってしまうのです。もちろんそれらが届かなければ髪は成長できません。
身体は体温が下がると自然に 筋肉と血管が収縮してしまいます。
冷え性の方は新陳代謝が悪いので、身体の末端の血管が常に収縮している状態になってしまいます
改善策として おしり・ふとももの筋肉を鍛えたり、入浴や食事で新陳代謝を上げることで身体全体の血流をよくすることができます。
血流をよくすることが頭皮にとてもいいことを解説しました。
血流は普段の生活の中で改善することができます。
とくに 脚を動かすのがいいと言われています、下半身の筋肉は大きいのでスクワットなどをすると効率良く代謝を上げることが出来ます。
ストレッチをするだけでも固まってしまった筋肉が伸び、血の巡りがよくなります。
時間の無い現代人には普段はシャワーの人が多いようですが、 入浴には体温を上げ、血流を良くし、ストレスを緩和し、疲れを癒す効果があります。
心も体も一息つく時間になるので、定期的に入浴の時間をつくりましょう。
現代人に多い 朝食を抜く行為はからだの 代謝を下げ、基礎体温を下げる原因だと言われています。
食事にも ストレス発散効果があるので、蔑ろにはできませんね
長くなってしまったので、続きはまた次回に(^^)