3代目店長の薫平です 今回もシャンプーの選び方や、成分についてのお話です!!p>
前回も最近来店されるお客様の中に『どのシャンプーがいいの?』と質問をされる方が多いということを投稿しました。
前回に続いて『シャンプーの成分』、についてここにまとめていきたいと思います。
まずはじめにシャンプーで重要なことは『洗浄剤』です。
どんなに植物由来や○○配合・オーガニックなんてうたっていても主剤として使われる『洗浄剤』が合わないとあまりおススメできるものとは言えません。
ほとんど全てのシャンプーは8割方『水』と『洗浄剤』でできていますのでどの『洗浄剤』を使っているかでおおまかなことを知れます。
ただ含有量は企業秘密なので何パーセント入っているかは把握できませんので、比較する時の目安にしてください。
などなど・・・
高級アルコール系の洗浄剤です。
高級といってもけっして
いいものではないです。
性質は
市販のシャンプーはこれが多いです。
表記では『○○硫酸』と書いてあります。
これらの洗浄剤は皮膚が弱い人や乾燥肌の人にはあまりおススメできません、ボリュームは出るのですが・・・
その他の成分と混ぜてダメージを緩和させていることもありますので、その場合は少し刺激も抑えられている可能性はあります。
などなど・・・
性質は
優れた洗浄力があるのでオイリー肌の方や、ワックスなどを普段からつけている方・しっかり洗いたい方におススメです。
洗浄力の高さに対して低刺激なので安全に使うことができます。
乾燥肌の方には少し注意をして使う必要があるかもしれません。
アミノ酸系は全体的に洗浄力は弱く、低刺激で敏感肌の方におすすめです。
ですが稀にアミノ酸に反応する人もいるので注意が必要です。
などなど・・・
性質は
安全性が高く、低刺激なので敏感肌・乾燥肌の方におススメです。
洗いあがりはしっとりと仕上がり、コンディショニング性があるので乾燥毛の人に向いています。
デメリットとしては洗浄力と泡立ちが控えめなので物足りなく感じると思います。
原価が高いのでシャンプー自体の値段も高い。
などなど・・・
性質は
安全性が高く、低刺激ですがグルタミンよりは洗浄力があり、しっとりし過ぎない。敏感肌・ダメージ毛の方におススメです。
洗いあがりはサラサラと仕上がりますのでボリュームを落としたくない人に向いています。
原価が高いのでシャンプー自体の値段も高い。
などなど・・・
性質は
安全性が高く、低刺激ですがグルタミンよりは洗浄力・泡立ちがあり、静菌性なのでボディーソープや歯磨き粉などに使われる。
キューティクルに対する刺激が弱いのでダメージ毛の方におススメです。
原価が高いのでシャンプー自体の値段も高い。
などなど・・・
性質は
安全性が高く、低刺激ですがグルタミンよりは洗浄力・泡立ちがあり、サッパリとした洗いあがり
ダメージ毛の方におススメでカラーの退色も少ないです。
原価が高いのでシャンプー自体の値段も高い。
などなど・・・
ベタイン系(ココアンホ酢酸Na・ラウロアンホ酢酸Naは別)の洗浄剤で両性界面活性剤。
性質は
刺激や毒性は低く、安全性に優れていてベビーシャンプーに使われます。
ほどよい洗浄力があり、保湿性・コンディショニング性も期待できるのでカラー・パーマなどで傷んだ髪をしている方向けです。
きめ細かい泡立ちで、しっとりまとまりのある洗いあがりです。
吸着力があるのでしっかりと洗い流す必要があります。
コンディショニング性があるので他の洗浄剤と混ぜてある場合があり、その時は何と混ぜられているか注意が必要です。
などなど・・・
界面活性剤に補修性を持たせたもの。
性質は
刺激や毒性は低く、安全性に優れています。
ほどよい洗浄力があり、保湿性・コンディショニング性・毛髪補修効果も期待できるのでカラー・パーマなどで傷んだ髪をしている方向けです。
クオリティは高くて洗浄剤として優れている。
吸着力があるのでしっかりと洗い流す必要があります。
原価が高いのでシャンプー自体も高い。
どのシャンプーも長短あり、配合量などは企業秘密であるため、決めつけることはできません。ですが成分表記を見たときに少しでも比べやすくなればと思います。
→シリコンの話