3代目店長の薫平です 今回は整髪料の種類・特徴・選び方についてのお話です!!
更新が遅くなってしまいましたが、今回はお客様の質問に比較的多くある整髪料についての情報をまとめていきたいと思います。整髪料はたくさんの種類があり、その性質も使い方もさまざまです。
この記事ではまず、おおまかな整髪料の種類・特徴・選び方について書いていこうと思います。
『自分にはどんな整髪料が合うのだろうか?』とお考えの方は参考にしてみてください。
整髪料にはいろいろなメーカーが独自のネーミングをしていて混乱しますが、ここではまず、おおまかに分類します。
整髪料の王道。現在のメンズ整髪料で最もポピュラーなのがワックスです。
ワックスはさまざまなタイプが存在していて、欲しい質感やセット力によって細かく選べるという強みがあります。ワックスの各タイプの特徴ものちに記事にします。
→ワックスの種類・特徴性質としては油性のクリーム状のものが多いです。髪にボリュームや動き・空気感を出すことに優れているものが多く、柔らかい質感でナチュラルに仕上げます。
固まるものは少なく、後から手直しすることも可能です。
自由度の高い整髪料なので、セットによっていろんな表情をつくれます。
整髪料の中でも強力なセット力とツヤ感に非常に優れ、ショートスタイル・タイト(抑える感じ)なセットに相性抜群です。
かなり固いゼリー状でベタつくものが多く、つける際の伸びがあまりよくないですが、水性の強みを利用して半渇きの髪や水で少し伸ばすと使いやすくなります。
一言でいえば固さ(粘度)が持ち味で、髪をタイトに抑えたり、ツンツン尖らせることに力を発揮します。
ポマードと違う点は水性かどうかの違いですが、お湯のみで落としやすいというのはかなりのアドバンテージです。
グリースと並ぶ固さ(セット力)をもっていて、油性のためグリースに勝るツヤ感があります。
しかし油性であるためにかなりベタ付き、シャンプーで落ちにくい為、グリースの方が使いやすいと思います。
中性洗剤を使うと多少落ちやすいですが、髪につかうのはおすすめできません。
独特の香りに隠れたファンがいます。
髪をガッチリ固めるキープ力に最も優れ、濡れ感のあるスタイルに仕上がります。
同じくキープ力のあるヘアスプレーとでは、濡れた感じで束をまとめ点で差別化してつかいます。
夏のヘアスタイルではこの濡れ感が重宝し、セクシーで男らしい質感が出せるので、ワックスに混ぜて使ったりもします。
ベリーショート・強めのパーマスタイルにも相性がいいです。
一度固まると水で濡らすまで手グシも通りません。
容器から泡状で出てくるのが最大の特徴で、髪にツヤ感や濡れ感を出すものや、しっかり固まるキープ力のあるものもあります。
髪にとてもなじみやすくて、ドライヤーでのセットを崩さずにつけることもできますし、パーマなどの動きを活かしたセットも相性がいいです。
泡をゆるく手に広げてから髪につけます。動きを出す場合は髪にもみこむようにするとうまくセットできます。
"ムース"という言葉は資生堂が商標登録したもので、一般的には"ヘアフォーム"が使われます。
さらっとした固まり方なのでベタ付かず、シャンプーでも落としやすいです。
ドライヤーやワックスなどでセットした髪をキープさせることに使います。
どの整髪料よりも軽いので、ふわっとした空気感を表現しやすく、ボリュームの出にくい髪とも相性がいいです。
遠目からつけるのが正解で、近づけすぎると部分的に固まって失敗しやすいです。
髪に残りやすいものもあり、そのまま痛みにつながる場合もあります。
髪にほどよい潤いを与えて整える整髪料で、髪のパサつきだけを抑えたい時に使います。
ドライヤーやヘアアイロンでセットする前につけておくと髪のダメージを抑えることが出来ます。
髪を乾燥や熱から守る役割が強いです。
乾燥毛のパサつく髪質の方におすすめです。
同じカットでもセットによって表情が大分変りますので、ご自身が望む質感を表現するのに整髪料の選択は重要です。普段と気分を変えたい時などはつける整髪料を変えるだけでも新しい自分を発見できるかもしれません。