3代目店長の薫平です 今回も前回・前々回に続いてお客様からの質問が多い薄毛・抜け毛・育毛についてのお話です!!
前回は血流の悪化について。
前々回は男性ホルモンの変化に関する要因を解説いたしました。今回は 薄毛対策になる栄養素を書いていこうと思います。普段から意識的に摂取することで男性特有の悩みを解決できるかもしれませんので参考にして下さい。
巷にはいろいろな育毛剤がありますが、頭皮に直接つけるものは根本的な要因の解決にはつながらないものもあります。
今回は身体の内部から変える事で比較的効率よく効果的に悩みの解決につながるものを紹介します。
まずはドラッグストアなどで手に入る比較的に手ごろなサプリメントから紹介していきます。
適量を守れば副作用もほぼないので、最初はここから始めるといいと思います。
前々回に男性型脱毛症の原因は5aリダクターゼと男性ホルモンが結合したジヒドロステロンによるものであると紹介しました。
ノコギリヤシには5aリダクターゼという酵素の発生を抑制する効果があり、男性型脱毛症に効果が期待されています。
また男性特有の前立腺肥大などの症状にも効果があると言われています。
大豆に含まれているイソフラボンは女性ホルモンに似た作用があるといわれています。
体毛やヒゲを男性ホルモンが司っていることに対し、女性ホルモンは髪の毛を司り、成長させる効果があります。
女性ホルモンの多い女性は髪が多い傾向があり、妊娠して女性ホルモンが増加すると髪が増えたと言う女性は大勢います。
しかし出産後は女性ホルモンが元の戻るため一気に抜けたように感じます。
女性ホルモンに似た作用のあるイソフラボンを摂取することで髪を成長させ、さらに抜けにくくする効果が期待できます。
亜鉛にも5aリダクターゼの発生を抑える効果があると期待されています。
また亜鉛には髪の毛の材料であるタンパク質の代謝を促し、髪以外にも皮膚や骨・味視聴覚・精力などにいい効果を与えます。
しかし取り過ぎは銅や鉄の吸収を阻害する副作用がありますので、一日30gの目安を守る必要があります。
アルギニンには血行を促進させる効果があり、成長ホルモンの分泌も促す働きがあります。
成長ホルモンの減少は男性型脱毛症につながるので、男性には是非摂取してほしいサプリメントです。
病院で処方してもらう飲み薬は効果が高い分、多少の副作用もあるようです。
まずはしっかり診断してもらってから自分に合うものを処方してもらいましょう。
もともとは高血圧の治療薬で血管拡張剤です。
臨床実験で発毛効果が認められました。
頭皮の血流を促進して毛根に栄養を届け、発毛を促します。
副作用として血圧低下・体毛の増加などが心配されます。
頭皮に塗布するものと・内服薬があります。
服用タイプの発毛剤で、フィナステリドという有効成分が配合されています。
男性型脱毛症の原因である5aリダクターゼの生成を抑制しますので、効果は高いといわれています。
副作用としては性欲低下・勃起不全などがみられることがあるようです。
どちらも厚生省のお墨付きで、併用することでより効果が期待できるようですが、大体3ヶ月くらいは継続するのがいいと言われています。
何事も継続が大切ですので、サプリにしても薬にしても長い目で見た方がいいです。すぐに効果が出るものは今はないですが、ここで紹介したものはかなり信憑性が高いものです。
是非お試しください。